あの時、あの占い師さんに出会っていなければ・・

私(28歳、男性、営業職、独身、大阪在住)には、かなり長い間恋人がいません。

確か、最後に女性と付き合ったのは、大学4年生の時ですからね、それ以来という事になります。

いわゆる恋愛ブランクというやつでして、それに加えて性格的な問題(かなり奥手)も絡まって、なかなか一歩が踏み込めないのです。
また、一人暮らしが長いのも、恋愛ブランクを長期化させている要因のような気がしています。
つまり、自分の事を全て自分でこなせてしまうと、パートナーの必要性を感じないわけなんですねえ。
うーん「自分のことは自分でする」というのは、小学生の頃に親や教師から嫌になるほど、叩き込まれた習性ですが、今となっては、ある意味仇(あだ)となっています。
ところで、好意を寄せている相手はスポーツジムの受付の女の子で、ちょっとした事がきっかけで話をするようになりました。体を鍛えることは私の唯一の趣味ですからね、自分で言うのもなんですが、アスリート並みの筋肉が培われています。

 

なので、スポーツジムにいるときは、なんだかちょっと自信のような感情が芽生えているわけでして、だからこそ受付の女の子とも話ができる関係性になれたのです。

 

だけどねえ、スポーツジムから一歩外に出ると、なんだか急に自信がなくなってきて、どんな話をしていいのか全く分からなくなってしまいます。

一応、何度か食事に誘ったことはあるのですが・・。

終始無言状態で、相手に気を遣わせてしまう形となりました。そんななか、商店街で占いをやっているお店を発見し『http://xn--n8jx07h.tokyo/』一度試しに占ってもらう事にしました。

 

 
でね、なぜ占いを受けようかと思ったかと言いますと・・。私の場合、何かこう神秘的な力でもって、後押しをしてもらわなければ、いつまで経っても一歩が踏み込めないような気がしたからなんです。

 

 

 

実際、占いを受けたところ、今まで何をクヨクヨと悩んでいたのかと、急にポジティブな感情が芽生えてきましたよ。また、相手との相性も抜群のようで、その気があればいつでもゴールインできるとの事。しかし期限は限られているらしく、今年中に行動に移さなければ、相手は遠ざかってしまうようで、それを聞いてしまった以上、恋愛ブランクがどうのとか、性格がどうのとか言っている場合じゃありませんよね。
善は急げとばかりに、その週末に食事に誘っていざ告白!妙なテクニックは使わずに、思いのたけをストレートに伝えました・・。

 

 

すると結果は見事にOK!
相手も私の事を前々から気になっていたらしく、早くアクションを起こしてほしいと願っていたそうです。
うーん、今回あの占い師さんに出会っていなければ、もしかすると彼女が手の届かない存在になっていたかもしれません。それを考えると、ここまでの一連の流れにはある種の運命みたいなものを感じるんですよね。

『ご自愛女子のすすめ』〜昼下がりのカフェでの考察〜

近所に住んでいた彼氏が転勤で長野に行ってしまい、遠距離恋愛がスタートして早5ヶ月。
中々連絡が来ない。
電話嫌いな人だし、何かしている時だと出てくれないので、電話での会話はせいぜい2週間に1回くらいで、LINEの既読スルーは当たり前。
仕事中は仕方ないにしても、気軽に会えないんだから、たまには連絡をくれてもいいだろと、不貞腐れているが、面と向かって文句を言えないまま過ごしている。

今日も仕事のお昼休み中に、いつものカフェのお気に入りの席で私は、彼からのLINEを待ちながら、物思いにふけっている。

電話もメールもなかった時代、女性たちは一体どんな風に独り寝の夜をやり過ごしていたんだろう。

学生の時の古文か何かの授業で習った昔の女性たちは、想い人を待ち侘びる気持ちを、やたらと歌に詠んでいた。
そんな風にして気持ちを紛らわしていたのだろう。

『殿の寵愛を受けられなければこの世の終わり』かの如くめかし込んでは短歌に願を込める女性たちを、女々しくて依存的だと思っていたものだが、大人になってみてよくよく考えてみると、何て健気なのだろうか。

今は気になればすぐにLINEやらSNSで気軽に繋がることができるが、昔はそれすらできなかったのだ。
あちこち渡り歩く男性を身を焦がしながらひたすら待つ女性たちは、もしかしたら寂しいはずの時間を埋めることに長けていたのかもしれない。

男性が居なくても、自分自身の時間を愉しみ、思い思いに過ごしていたのかもしれない。
彼が居ても居なくても、自分で自分を満たすことができる人は、自分を敬い、労って、ちゃんと大切に扱うことができる女性なのだと思う。

素敵じゃないか。
少しも依存的ではない。
待つことすら忘れて、没頭できる何かに夢中になる女性こそ、男性に愛されやすいのではと、そんなことをあれこれ考えていたら、あっという間に昼休みが終わり、カフェラテを一気に飲み干した私は、いつものようにLINE通知の有無をチラリと確認することなく、勢いよく席を立った。

彼を忘れてしまうくらい、夢中になれる何かを持とうと、小さく心に誓った水曜日の昼下がり。

まずは自分一人の時間を愉しんでみよう。
全てはそこから始まるのかもしれない。